2025年8月からシルガード9®が男性にも使用できるようになりました。

9歳以上に3回接種です。
※9歳以上14歳以下では2回接種でも可能です。

1回 30,800円(消費税込み)
※2回目、3回目も費用がかかります。

HPVはとても一般的なウイルスで、子宮頸がんだけでなく、男性にも関係するがんや病気の原因になります。主に性交渉で感染し、海外の調査では性交経験のある男性の約91%、女性の約85%が一度は感染するといわれています(Chesson HW et al. Sex Transm Dis. 2014)。つまり、男女問わず誰でも感染する可能性があります。

HPVに感染したまま治らないと、女性では子宮頸がん、男女ともに肛門がんなどを引き起こすことがあります。また、性器周辺にイボができる尖圭コンジローマの原因にもなります。これらには定期検診がないため、HPVワクチンの接種が有効な予防方法の一つです。

注意

男性の接種には、公的な助成はありません(千葉県、柏市)。
東京都の助成制度は利用できません。くわしくは住所地の市区町村へお問い合わせください。

接種のスケジュール

1回目

2回目は2ヶ月後

  • 1ヶ月以上あけること
2回目

3回目は1回目から6ヶ月後

  • 2回目から3ヶ月以上あけること
3回目

3回で終了

  • 終了期限に注意!

副作用

男性のHPVワクチン接種における主な副作用は、接種部位の痛み、発赤、腫れなどの局所的な症状で、多くは数日で治まります。

  • 頻度10%以上 注射部位の痛み、赤み、腫れ
  • 頻度1~10%未満 頭痛、注射部位のかゆみ、発熱
  • 頻度0.1%~1%未満 めまい、腹痛、下痢、注射部位の出血や内出血等
  • 頻度不明 皮膚局所の痛みと熱を伴った赤い腫れ、リンパ腫の腫れ、嘔吐、筋肉痛、寒気等

まれな重篤な副作用

  •  アナフィラキシー反応(呼吸困難、じんましん等)
  •  気管支痙攣(発作的な息切れ等)
  •  ギラン・バレー症候群(手や足に力が入りにくい、しびれ)
  •  血小板減少紫斑病(鼻血、歯ぐきの出血等)
  •  急性散在性脳脊髄炎(麻痺、知覚障害、運動障害等)

予約方法

まずはお問い合わせフォームからお問い合わせください。